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「メガロボクス」追加キャストに鈴木達央、田村真、多田野曜平 新キャラクターのビジュアルも公開
マンガ「あしたのジョー」が原案のオリジナルアニメ「メガロボクス」に声優として鈴木達央さん、田村真さん、多田野曜平さんが出演することが4月27日、分かった。鈴木さんは白都樹生、田村さんはアラガキ、多田野さんはミヤギをそれぞれ演じる。また、メガロボクサーが身につけるギアを装着した白都とアラガキ、険しい表情を浮かべるミヤギのビジュアルも公開された。
「メガロボクス」は、「あしたのジョー」の連載開始50周年を記念したプロジェクトの一環として制作。オリジナルストーリーで、八百長試合に身を沈めるボクサーが、運命にあらがうためにリングで戦う姿を描く。細谷佳正さんが主人公のジョー(ジャンクドッグ)を演じるほか、安元洋貴さん、斎藤志郎さん、森なな子さんらも出演している。TBSほかで放送中。
鈴木さんら追加キャストのコメントは以下の通り。
◇鈴木さんのコメント
白都樹生を演じさせていただきます、鈴木達央です。今回、「あしたのジョー」の魂を受け継ぐ作品に関わることとなり、光栄な気持ちと同時に、ジョーのフィルムに込められていた、「人の魂」にも似た「声の魂」をこの作品にも込めなくてはいけない、と思い重圧も感じていました。しかし、作品内で語られることも、語られないことも、自分の声を使ってアニメーターの方々と共に樹生と歩き、「強さとは何か?」という、彼の持つ一つのテーマを持って、自問自答を繰り返しながらのアフレコの中で答えを出していきました。ぜひ、フィルムの中でそれを確かめると共に、この作品の行く末を最後まで見届けていただけたら幸いです。
◇田村さんのコメント
アラガキという男は絶望している……そのあまりに深く大きな「絶望」は、上っ面だけの演技ではとても表現できうるものではなく、神経がチリチリするほど想像しなければならないものでした。そしてそれを意識下に落とし込み、毛穴から魂のあがきとして絶望感が漏れ出てくるような演技を目指しました。そこまで自分を追い込めたこの「メガロボクス」という作品が、私の大きな財産となったことは間違いありません。演技者として「アラガキ」に成長させてもらえたのですから。
◇多田野さんのコメント
ミヤギ役をいただきました多田野曜平です。「メガロボクス」に参加できたことはなんという幸せ。だって小学生の頃から「あしたのジョー」のファンでしたからね。見ていない人はいないんじゃないでしょうか。それくらい面白かった。子供ながらに生きること、死、愛、友情などが、尾藤イサオさんの主題歌やジョー役のあおい輝彦さんの声と共に深く心に刻まれています。連載開始50周年に放たれるオリジナルアニメの本作もその魂は受け継いでいるでしょう。私が演じるミヤギにも注目しながらお楽しみください。
<アニメ紹介>「メガロボクス」 「あしたのジョー」が原案 八百長ボクサーが運命にあらがう 4月5日深夜から順次スタート
マンガ「あしたのジョー」が原案のテレビアニメ「メガロボクス」が、4月5日深夜から順次、放送される。「あしたのジョー」が今年で連載開始50周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環として制作。オリジナルストーリーで、八百長試合に身を沈めるボクサーが、運命にあらがうためにリングで戦う姿を描く。
アニメでは、肉体とギア・テクノロジーを融合させた格闘技「メガロボクス」にすべてを懸ける男たちの戦いが描かれる。未認可地区の賭け試合のリングに立つメガロボクサーのジャンクドッグは、実力はありながらも、八百長試合で稼ぐしか生きるすべのない自分にいらだっていた。孤高のチャンピオン、勇利との運命的な出会いを機に、メガロボクサーとして覚醒していく。激しく、泥臭い男たちの戦いが見どころになりそうだ。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」などの細谷佳正さんがジャンクドッグ、「鬼灯の冷徹」などの安元洋貴さんが勇利の声をそれぞれ演じるほか、声優として斎藤志郎さん、森なな子さんらも出演する。「あしたのジョー2」や「ルパン三世」シリーズなどのトムス・エンタテインメントと3×Cubeが制作する。放送はTBS、BS-TBSほか。
<インタビュー>羽原信義監督×森山洋監督 「メガロボクス」「宇宙戦艦ヤマト2202」 名作復活の裏側は…
マンガ「あしたのジョー」が原案のテレビアニメ「メガロボクス」が、4月5日深夜からTBSほかで順次放送される。「あしたのジョー」が今年で連載開始50周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環として制作されたオリジナルストーリーで、八百長試合に身を沈めるボクサー・ジャンクドッグが、運命にあらがうためにリングで戦う姿を描く。「デビルマン」「どろろ」など名作の復活が話題になっている中、「メガロボクス」はリメークではないものの、どのように現代によみがえるかが話題になっている。「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」もまた人気アニメの最新作として注目を集めている。「メガロボクス」の森山洋監督、「宇宙戦艦ヤマト2202」の羽原信義監督が、それぞれの制作の裏側について語り合った。
◇「メガロボクス」はあえて古い質感に
――「メガロボクス」はオリジナルストーリーですが、どのように物語を組み立てたのでしょうか?
森山監督 運良く自由に作らせていただきました。原作のドラマ、人間関係などを抽出して、時代を置き換えて描いてみようとした。マンガをベースにしていますが、アニメ版も無視できない。「あしたのジョー」は今放送しても通用する物語です。ただ、(矢吹)丈も力石(徹)もあの時代の人間なんですね。元のいいところ、クセを生かしながら、現代の人間の目線で描いていこうとしました。自分たちが面白い、格好いいと思うものを作っています。
――羽原監督が「メガロボクス」を見た感想は?
羽原監督 ダークな感じがいいんですよね。こうなるか!?と驚いたところもあります。びっくりしました! それに、線がすごいですね。セルっぽさもある。深い色合いで映画のフィルムを見ているような感覚。若い人が見たら驚くかも。
森山監督 キレイにするよりも、やや粗く、古い質感にしたかったんです。極力デジタル感をそいでいきました。新鮮に見えるとうれしいですね。
◇ジョーの髪形はどうなる… デザインに一番悩んだ
――原案の「あしたのジョー」をどの程度意識した?
森山監督 「メガロボクス」はリメークではないので、あまりマンガに寄せてしまうと、知らない人が付いていけないこともある。キャラクターのデザインはマンガを踏襲していますが、知らない人も新鮮に見えるようにはしています。全然違うよ!と言われないように注意しました。
羽原監督 丈の髪形は特徴的。(『メガロボクス』の主人公のジャンクドッグは)そこからよく脱却したよね。
森山監督 特徴的すぎますからね。丈は髪で片目が隠れるのが印象的なんです。デザインは一番悩んだ部分。いい形に着地できたかもしれません。
羽原監督 ジャンクドッグは、たたずまいが丈ですよね。
森山監督 うれしいです。意識したのが横顔の鼻なんですよ。そこを残そうとしました。
羽原監督 (ジャンクドッグのライバルの)勇利もアップになると力石に見えるシーンがあります。
森山監督 そこも意識しますね。
◇再発見した名作の魅力
――羽原監督は「ヤマト」、森山監督は「あしたのジョー」について改めて気付いた魅力はありますか?
羽原監督 こういう「ヤマト」が見たい!という思いはありました。ずっと見続けてきた作品だけど、改めて見返して、「ヤマト」の音楽の使い方が他のアニメとは違うと感じました。「ヤマト」らしさを考え、音楽が入る間を大事にしました。音楽ありきで作っています。
森山監督 「あしたのジョー」を読み返して、メインキャラ以外の描写や街の描写の深みに改めて気付かされました。ちょっとした描写もすごく生き生きしているんです。「ヤマト」は群像劇ですよね。その描き方が丁寧で引き込まれます。自分には到底できない。
羽原監督 作っている最中は大変。キャラクターの気持ちをちゃんと伝えないといけない。主人公の古代進の心が揺れ動くのですが、微妙なバランスをキープしている。すごく難しい。感情を振り切ると古代ではなくなる……と考えたり。
森山監督 「ヤマト」は戦争の物語ですが、現実の社会問題も意識しているのでしょうか?
羽原監督 意識はしていますが、自分がこうだ!という思いを入れすぎないようにはしています。私は広島生まれで、平和教育を受けてきたので、平和への思いが強い。それをやり過ぎてしまうとプロパガンダになってしまう。エンターテインメントにしなければいけないので。
――「宇宙戦艦ヤマト2202」は第5章「煉獄篇」が5月25日に上映されます。見どころは?
羽原監督 デスラーの秘密がいろいろと明らかになります。びっくりするようなこともあります。「メガロボクス」の続きも早く見たい!
――「メガロボクス」の見どころも教えてください。
森山監督 こういう絵ですが、再放送ではありません(笑い)。新鮮に見えるように作っていますので、ぜひ見てください。
「あしたのジョー」原案のテレビアニメ「メガロボクス」が4月5日スタート キービジュアルも公開
マンガ「あしたのジョー」が原案のテレビアニメ「メガロボクス」が、4月5日深夜からTBSほかで順次放送されることが15日、分かった。主人公のジャンクドッグがギアに身を包み、試合に挑む姿を描いたキービジュアルも公開された。
「メガロボクス」は、「あしたのジョー」が今年で連載開始50周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環として制作。オリジナルストーリーで、八百長試合に身を沈めるボクサーが、運命にあらがうためにリングで戦う姿を描く。
「メガロボクス」追加キャストに斎藤志郎、森なな子 「あしたのジョー」原案のテレビアニメ
マンガ「あしたのジョー」が原案のオリジナルアニメ「メガロボクス」に声優として斎藤志郎さん、森なな子さん、村瀬迪与さん、木下浩之さんが出演することが2月8日、明らかになった。斎藤さんは八百長試合を稼ぎの種にしているメガロボクストレーナーの南部贋作、森さんは類いまれな美貌と壮大な野心を持つ白都ゆき子をそれぞれ演じる。村瀬さんは未認可地区で暮らすストリートチルドレンのサチオ役、木下さんは地下の賭けを取り仕切る非道な男・藤巻役として出演する。
森さんは「このような記念すべき作品に携わらせていただけて、とても光栄です。オンエアが今から待ち遠しいですし、絶対見てほしい。私が演じるゆき子は、いわゆるヒロイン然とした女性ではありません。物語の舞台となる(メガロボクスのトーナメント)メガロニアを仕掛け、己の夢のために突き進む、貪欲で強く、美しい人。『メガロボクス』は主人公だけではなく、登場するキャラクター全員がとても魅力的です。それぞれが自分の運命に悩み、時に絶望し、それでもあらがう姿に、見ている人は何を思うでしょうか。私は今、こういうアニメが見たかったのだと確信しました」と話している。
「メガロボクス」主人公・ジャンクドッグの声優に細谷佳正 「あしたのジョー」原案のオリジナルアニメ
マンガ「あしたのジョー」が原案のオリジナルアニメ「メガロボクス」の主人公・ジャンクドッグの声優を細谷佳正さんが務めることが2月1日、明らかになった。細谷さんは、未認可地区のリングで地下メガロボクサーとして戦う、「ジャンクドッグ」というリングネームしか持たない名もなき男を演じる。
「メガロボクス」は、「あしたのジョー」が今年で連載開始50周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環として制作。八百長試合に身を沈めるボクサーが、運命にあらがうためにリングで戦う姿を描くオリジナルストーリー。「進撃の巨人」などに参加してきた森山洋さんが監督、コンセプトデザインを担当し、「あしたのジョー2」や「ルパン三世」シリーズなどのトムス・エンタテインメントが制作する。
細谷さんは、「『あしたのジョー』を初めてテレビで見た時、あおい輝彦氏の声の芝居に衝撃を受け、同時に強い憧れを抱きました。『カッコいいとはこういうことか。自分もこんな役を演(や)りたい』と。オーディションで今作のお話をいただき、森山洋監督のコメントを読ませていただいた時、自分も森山監督のように、その時抱いた『憧れ』と、自分の思う『男のカッコよさ』を、このジャンクドッグという役にすべて込めていきたいと強く思いました。ジャンクドッグのぶざまな姿さえも『もっと見ていたい』と思っていただけるように、最後まで努めていきたいと思っております」と意気込みを語っている。
テレビアニメのエンディングテーマをシンガー・ソングライターのNakamuraEmiさんが担当することも発表された。4月からTBS、BS-TBSで放送。
「メガロボクス」新ビジュアルが公開 「あしたのジョー」原案のオリジナルアニメ
マンガ「あしたのジョー」が原案のオリジナルアニメ「メガロボクス」の新たなビジュアルが12月21日、公開された。ビジュアルは2種類で、ビルが建ち並ぶ都市、低層住宅のような建物が並ぶ風景がそれぞれ描かれている。
「メガロボクス」は、2018年に「あしたのジョー」が連載開始50周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環として制作され、八百長試合に身を沈めるボクサーが、運命にあらがうためにリングで戦う姿を描くオリジナルストーリー。
「あしたのジョー」連載開始50周年記念でオリジナルアニメが制作 「メガロボクス」2018年春放送
高森朝雄(梶原一騎)さん原作、ちばてつやさん画のマンガ「あしたのジョー」が原案のオリジナルアニメ「メガロボクス」が制作され、テレビアニメとして2018年春から放送されることが10月13日、明らかになった。2018年に、「あしたのジョー」が連載開始50周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環として制作され、八百長試合に身を沈めるボクサーが、運命にあらがうためにリングで戦う姿を描くオリジナルストーリーとなる。
アニメは「進撃の巨人」などに参加してきた森山洋さんが監督、コンセプトデザインを担当し、「あしたのジョー2」や「ルパン三世」シリーズなどのトムス・エンタテインメントが制作する。映画「深夜食堂」などの小嶋健作さんがシリーズ構成、脚本を担当する。
ちばさんは「『あしたのジョー』を愛してくださっているスタッフの皆さんが魂をこめて制作してくださっています。今の時代にふさわしい、全く新しい切り口の、でもどこかに普遍の核がある、骨の太い作品になるんじゃないかな、と、今から楽しみにしているんです」とコメントを寄せている。
また、森山監督は「好きな物語の主人公はいつも憧れでできていました。決して交わることのない、自分とは別の世界に生きる彼らの考えや行動を理解したくてたまらなくなる。共感よりももっと強烈に心揺さぶられるものが憧れなんだと思います。矢吹丈もそんな主人公の一人でした。『メガロボクス』の主人公にもその思いを込めました。自分勝手な人間たちが必死にあらがい、戦い、共に生きる。そんな人間たちの物語を最高のチームで作りました。“自分は今、何をしているか” そう考えたことのある人にはきっと届く作品になると思います」と話している。
「あしたのジョー」は、マンガ誌「週刊少年マガジン」(講談社)1968年1月1日号で連載スタート。コミックスの累計発行部数は2000万部以上を誇り、これまでもアニメ化、実写映画化されてきた。身寄りのない矢吹丈がボクシングと出会い、やがて運命のライバル・力石徹と共に、プロボクシングで己の生命を燃焼させていく……というストーリー。
◇スタッフ(敬称略)
監督・コンセプトデザイン:森山洋▽シリーズ構成・脚本:真辺克彦、小嶋健作▽音楽:mabanua▽アニメーション制作:トムス・エンタテインメント▽制作:メガロボクスプロジェクト