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<アニメ質問状>「MIX」 日髙のり子「タッチ」の雰囲気を伝える 内田真礼の姉弟の共演の裏側も
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」(読売テレビ・日本テレビ系)です。読売テレビ編成局アニメーション部の永井幸治チーフプロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
――作品の概要と魅力は?
舞台は「タッチ」と同じ明青学園。「タッチ」の主人公・上杉達也の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く……。親の再婚で、血はつながらないが誕生日が同じ、双子(?)の兄弟となった立花投馬と立花走一郎は、明青学園高等部に進学し、野球部に所属する。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は人並み外れた投手の才能を隠し持ち、1年生エースとしてマウンドに立つ。走一郎の実妹で、投馬とは血のつながらない義理の妹・立花音美は中学3年で人気者。投馬や走一郎との関係が気なる監督の娘・大山春夏や、音美を追いかける西村拓味、立花三兄弟の周囲は何やら騒がしい。立花兄弟は、甲子園の土を踏むことができるのか……。
――アニメにするときに心がけたことは?
企画の段階ではかなり監督と話し合って、試行錯誤がありました。「タッチ」のシーンの回想や、複雑な家族関係を分かりやすくしてほしいとか。それらを全部取り込んで、うまく演出してくれた監督の力で、あだち充先生の原作の雰囲気を表現してくれています。後は、日髙のり子さんが「タッチ」での雰囲気を皆さんに伝えてくれて、それがいい雰囲気につながっているんだと思います。
日髙さんには何らかの形で出演いただきたいと思っていました。第1話の冒頭は「タッチ」の上杉達也が甲子園決勝戦で最後の1球を投げ優勝するところから始めたいと思っていたので、さらに日髙さんの声で「上杉達也が帰ってくる……」というPRを流せれば、ワクワクするという気持ちから、この形になりました。
――内田雄馬さんが走一郎、雄馬さんの実姉・真礼さんが走一郎の妹・音美を演じていることも話題です。
内田姉弟は、立花家の3人の中で、走一郎と音美が血がつながっているのを、実際の姉弟で雰囲気を出してもらいやすいだろうという意図からです。そもそも2人が役者として魅力があるから実現できたことなんですが。
――作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?
企画の段階でいろいろ思い描いて、実際いろいろな事情で思ったようにいかないことが多いのですが、「MIX」はほぼ完璧、いや完璧以上にいい作品になっています。映像も音楽もキャストも主題歌も。「いとうあさこを探せ」の企画や「タッチ」の主題歌を流すのも、全てうまくいって。これは本当にうれしいことです。
楽しいことをやっているので、大変なことはないですね。監督や実際の制作作業をしているスタッフは日々大変なことがあると思いますが、そんな大変なことも、でき上がったものが満足いくもので、たくさんの人に見ていただけると、喜びに変わるんだと思います。
――今後の見どころを教えてください。
現実の世界でも世の中、夏の甲子園の時期ですね。日本中で甲子園を目指して、数々のドラマが生まれている時期だと思いますが、「MIX」の世界も同様に約30年ぶりに甲子園出場を目指して、明青学園が戦います。立ちはだかるプロ注目のエースや、「タッチ」でもライバル校だった元須見工の健丈高校、「タッチ」で上杉達也のライバル(野球でも恋愛でも)だった西村勇の息子・拓味たちが、明青学園の前に立ちはだかります。1年生エースと正捕手となった立花兄弟がどう立ち向かっていくのか? そして立花兄弟の周りにいる兄弟の関係や恋愛関係に注目してください。
――ファンへ一言お願いします。
「タッチ」を知っている方も知らない方もあだち充先生独特の思わせぶりな展開で、青春のいろいろなドキドキを楽しんでください。青春ど真ん中の方も、ずっと前に青春を満喫した方も、作品の中のどこかに自分のようなキャラクターを見付けられるんじゃないかと思います。そのキャラクターに感情移入して、ドキドキ、ワクワク、ニヤニヤして楽しんでいただければと思います。
読売テレビ 編成局アニメーション部チーフプロデューサー 永井幸治
テレビアニメの赤井智仁の声優に鈴木達央 元須見工の天才スラッガー
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」(読売テレビ・日本テレビ系)に声優として鈴木達央さんが出演することが6月12日、分かった。鈴木さんは、元・須見工業高校で、健丈高校野球部の天才スラッガーの赤井智仁を演じる。鈴木さんのコメントも公開された。
赤井智仁は、中学時代から注目されており、スカウトされ健丈高校に。強力な健丈打線の1年生4番バッターで、音美のクラスメートの赤井遼の兄である。さらに物語を盛り上げるキーマンになるという。
◇鈴木達央さんのコメント
――今回、赤井智仁役に決まった時の気持ちは?
すごくうれしかったです。あだち充先生の作品は幼い頃から読んでいたので、その中でも野球題材の作品に出演できるのは、個人的にかなりテンションが上がりました。
――自身の役柄について。
赤井は、普段のぶっきらぼうなところが基礎でありつつ、捉えどころのない彼の内包している感情が見え隠れするので、これから彼と歩むのが楽しみです。
――「MIX」への思いがありましたら、教えてください。
連載が始まった時から、気になっていた作品でしたので、もちろん読んでいました。とはいえ、自分が関わるとも思っていなかったので、今のこの状況はマンガ好きな自分へのご褒美のようにも思えます。ですので、彼と向き合うのも一層気合が入りますね。
――あだち充先生作品への思いなどがありましたら、教えてください。
H2で、その魅力に取りつかれた人です。あと、再放送で「タッチ」を見ていたこともあり「同じ作者なんだ!」と思い、「タッチ」を読みました。個人的にあだち充さんの野球ものが特に自分に刺さるみたいで、「クロスゲーム」では単行本を移動中に読んで号泣した時もありました。
――これから演じるにあたっての意気込み、ファンへのメッセージを。
声優人生の中で、あだち充作品に参加できることに喜びを感じています。ですので、浮かれずに、見ている方々に赤井をしっかり刻みつけられるよう演じていきますので、どうぞよろしくお願いします。
テレビアニメの追加キャストに伊瀬茉莉也、西山宏太朗、遠藤大智
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」(読売テレビ・日本テレビ系)に声優として伊瀬茉莉也さん、西山宏太朗さん、遠藤大智さんが出演することが5月10日、分かった。
伊瀬さんは、立花音美のクラスメートでミス明青第2位の三田亜里沙、西山さんはサッカー部に所属している音美のクラスメート・赤井遼、遠藤さんは三田亜里沙の兄で、東秀高校野球部の3年生の三田浩樹をそれぞれ演じる。また、今川正の声優を務める金光宣明さんが、音美が友達の家からもらってきた犬のパンチ(成犬)の声優を兼任することが分かった。アニメのナレーションを務める日高のり子さんが、パンチの子犬期の声優を担当した。
日高のり子が「仔パンチ」の声優に ナレーションも担当
4月6日始まるテレビアニメ「MIX」で、声優の日高のり子さんが犬のパンチの子犬時代「仔パンチ」を演じ、ナレーションも担当する。原作は、あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガ。「タッチ」でヒロイン浅倉南を演じた日高さんの「MIX」での声優出演は発表されていたが、役柄が明かされた。放送は読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半。
パンチは、あだちさんの「タッチ」や「H2」にも登場している犬のキャラクター。「MIX」では、立花音美が友達の家からもらってきた犬として、第2話から登場する。初めは小さな犬だが、他作品でも登場したパンチ同様、丸々とした体格に成長する。
<アニメ紹介>「MIX」 「タッチ」続編的マンガがテレビアニメ化 30年後の明晴学園は? 4月6日スタート
あだち充さんの野球マンガが原作のテレビアニメ「MIX」が、読売テレビ・日本テレビ系で6日から毎週土曜午後5時半に放送される。あだちさんの名作「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作で、血のつながっていない立花兄弟が甲子園出場を目指す姿を描く。
「タッチ」のエース・上杉達也を擁して甲子園初出場初優勝を果たしてから約30年。明晴学園野球部は、高等部、中等部共に低迷を続けていた。野球部に所属する中等部2年で血のつながらない兄弟の立花投馬、走一郎は、なぜか実力の劣る3年生の二階堂がエースとして中心になっているチームの状況に、もやもやした気持ちを抱いていた。
そこに二人の妹・音美が入学してくる。音美は走一郎の実の妹で、投馬は血のつながらない妹に複雑な思いが芽生えていた……。義理の兄弟である二人が甲子園出場を目指す姿が描かれる。
「進撃の巨人」などの梶裕貴さんが投馬、「マクロスΔ」などの内田雄馬さんが走一郎を演じるほか、声優として内田真礼さんや花澤香菜さん、高木渉さん、井上喜久子さん、中尾隆聖さんらが出演する。「ポケットモンスター」シリーズなどのオー・エル・エムが制作する。
いとうあさこ、「MIX」で声優に 浅倉南が縁?
お笑いタレントのいとうあさこさんが、あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」に声優として出演する。「タッチ」のヒロイン・浅倉南のネタでブレークしたいとうさんは「MIX」で毎話、何らかのキャラクターで登場するという。いとうさんがテレビアニメにレギュラー出演するのは初めて。
レオタードや、制服姿のいとうさん風のキャラクターのビジュアルも公開された。キャラクターは毎話、一瞬だけ登場するといい、ツイッターで「#いとうあさこを探せ!」という視聴者が参加できる企画も予定している。
いとうさんは「いまだに信じられません。『MIX』の連載が始まった時、マンガの中にファンレターみたいなのが出てきたんですよ。その名前があさこって書いてあったんです。勝手に思っていることですよ、私のことだって(笑い)。でも、『MIX』が始まる時、あだち先生がメッセージを寄せられていて、その時に私の名前とザ・たっちの名前を出してくださっていて、じゃあ怒ってはないのかなって……(笑い)」とコメントを寄せている。
内田真礼、テレビアニメ「MIX」で弟・雄馬と兄妹に 収録は席が隣 梶裕貴「本当に仲が良い」
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」に出演する声優の梶裕貴さん、内田雄馬さん、内田真礼さんがコメントを寄せた。真礼さんと雄馬さんは実の姉弟で、雄馬さんが甲子園出場を目指す立花兄弟の立花走一郎、真礼さんが走一郎の妹の音美をそれぞれ演じることも話題になっており、立花投馬役の梶さんは「(内田姉弟が)アフレコ収録時、席が隣同士なんですよ。他に人はたくさんいるにもかかわらず、ほとんど姉弟でしゃべっている気がするので、本当に仲がいいんだな、と(笑い)」と明かした。
雄馬さんは「(姉のことは)現場に出たら一人の役者なので、意識していないですね。ただ逆に、むしろリアルな姉弟だからこそ出る雰囲気、本当の日常感というのはやっぱりあると思うんです。今回は、兄と妹で実際とは反対の設定ですが、『MIX』の家庭環境的に、走一郎と音美は本当の兄弟、もう一人兄弟は義理の兄弟という、3人のなんともいえないこの感じは、(梶、真礼、雄馬の3人の)リアルな感じへ近づく一歩というか。いい方向にいったらいいなと思います」とコメント。
真礼さんは「アフレコ現場に弟が一緒にいるので、姉弟のやり取りの点で、すごく『分かる!』と思うこともありますね。音美という役柄を、すごくナチュラルな感じでお芝居できています」と語った。
また、梶さんは「あだち充作品らしい空気感や間といったものをいかに違和感なく、アニメとして、お芝居として表現するかというところが大事かなと思って演じています。放送を楽しみにお待ちください」と話している。
sumikaがテレビアニメのOP担当 EDはリトグリ
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」で、ロックバンド「sumika」がオープニングテーマ「イコール」を担当する。ボーカルグループ「Little Glee Monster(リトグリ)」がエンディングテーマ「君に届くまで」を担当する。
◇sumikaの片岡健太さんのコメント
ささいなことで姉弟げんかをすることが多かった姉と僕にとって、仲良く過ごせる数少ない時間が“タッチ” を見ている時でした。小学生だった僕の胸を高鳴らせた、上杉達也が投げたボール。時がたって、このような形でキャッチできるとは夢にも思いませんでした。“MIX”という物語の中で、あだち充先生が作る世界の中で、音を鳴らすという大役をいただけたことを、心から幸せに思います。
◇Little Glee Monsterのかれんさんのコメント
誰もが知っていて、老若男女に愛されている「タッチ」の世界観を受け継ぐ作品「MIX」の歌を担当させていただけること、光栄に思います。「タッチ」をリアルタイムで見ていない私たちと同世代の子たちにも、私たちの歌がきっかけで届くといいなと思います。作品に花を添えられるようリトグリらしく精いっぱい歌わせていただきます。
中尾隆聖、「タッチ」“続編”「MIX」で再び西村勇に 「久しぶりの人間の役」
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」に、声優として中尾隆聖さんが出演する。中尾さんは「タッチ」から引き続き、上杉達也のよきライバルだった西村勇を再び演じる。「MIX」では西村勇が母校の勢南高校野球部の監督として登場する。
中尾さんは「長く声優をしていて、こんなうれしいことはありません。約34年ぶりに同じキャラクターに会えるなんて……。とても楽しみです」「ばいきんや宇宙人だけではない、久しぶりの人間の役。応援してくださいネ。」とコメントを寄せている。
◇中尾隆聖さんのコメント
長く声優をしていて、こんなうれしいことはありません。約34年ぶりに同じキャラクターに会えるなんて……。とても楽しみです。
西村勇。三枚目で見えっ張りでおっちょこちょいで、それでいて、どこか憎めない、私の大好きなキャラクターです。
ばいきんや宇宙人だけではない、久しぶりの人間の役。応援してくださいネ。
立花夫妻の声優に高木渉、井上喜久子
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」に、声優として高木渉さん、井上喜久子さんが出演する。高木さんは、立花投馬の実父で、走一郎と音美の義父である立花英介、井上さんは走一郎と音美の実母で、投馬の義母である立花真弓をそれぞれ演じる。英介と真弓は再婚して夫婦となったという役どころだ。高木さんは、毎週土曜午後6時放送のテレビアニメ「名探偵コナン」(読売テレビ・日本テレビ系)にも声優として出演しており、4月6日から毎週土曜午後5時半に放送される「MIX」(同局系、一部地域を除く)と“リレー出演”することとなる。
◇高木さんのコメント
――今回の立花英介役に決まった時の気持ちは?
オーディションではなく、立花英介役をお願いしますと直接お話をいただいたので、うれしさと共にその期待に応えなくてはと気持ちが引き締まりました。井上喜久子さんとの夫婦役も楽しみです。
――自身の役柄について。
投馬の実父で、走一郎と音美にとっては義父になる人。どちらにしてもお父さんになるわけで、この関係がまた面白いですよね。「タッチ」の上杉達也からは後輩にあたる明青学園高校野球部OB。ずっと控え投手止まりでした。1回でいいから1番背負いたかったなぁ~。
――「MIX」への思いがありましたら、教えてください。
僕は人間ドラマが好きなので「タッチ」の30年後の明青学園が舞台というだけでテンション上がります。梶くんや内田姉弟、ここがまた面白いですが、声優陣も皆さん魅力的なので収録がとても楽しみです。視聴者の皆さんにも次週が待ち遠しくなるような作品になれたらいいなぁと思っております。
――あだち充先生の作品への思いなどがありましたら、教えてください。
あだち先生の作品は、セリフと共に空気感というか間が生かされることでその奥深さが感じられると思っているので、間をアドリブで埋めてしまう僕にとっては大変です(笑い)。アニメ「MIX」の世界で僕がどう効果的に表現していけるか、その難しさを楽しんでいきたいと思っております。
――読売テレビ・日本テレビ系の土曜夕方アニメ「MIX」「名探偵コナン」と1時間続けての出演となりますが、意気込みなどありましたら教えてください。
これはうれしいですねぇ。「MIX」で楽しんでいただいて、次の「名探偵コナン」でも高木渉が出ている! う~ん、ステキです(笑い)。まぁ偶然ですがせっかくですから、みなさんチャンネルはそのままで……。
――これから演じるにあたっての意気込み、ファンへのメッセージ。
まだ収録は始まったばかりですが、すでに雰囲気良く笑いに包まれながら収録しております。声優陣の年齢層も幅広くて、これからどんな人が出てくるのか、この辺りも楽しみですね。みなさん、放送を期待して待っていてくださいね!
◇井上さんのコメント
――今回の立花真弓役に決まった時の気持ちは?
憧れのあだち充先生の作品に、「まさか私が!?」と、驚いたのと同時にとてもうれしかったです!!
――自身の役柄について。
つらい過去があったにせよ、明るく前向きに生きている元気で魅力的な母です♪ 彼女の今の家族を大切に思う気持ちにまっすぐ向き合いたいと思います。
――「MIX」への思いがありましたら、教えてください。
どのキャラクターも魅力的ですが、ここはあえて犬のパンチ(笑い)。誰が声をあてるのかも楽しみにしていてくださいね♪
――あだち充先生作品への思いなどがありましたら、教えてください。
とても優しくて、胸がキュンとして……野球マンガとしての面白さに加え、どこか日本の「わびさび」を感じられるような素晴らしい世界観だと思います。
――これから演じるにあたっての意気込み、ファンへのメッセージ。
立花家の母として愛情いっぱいに家族を支えたいと思います! ぜひ多くの方に楽しんでご覧いただけたらうれしいです♪
大山春夏の声優に花澤香菜 ラブコメ感ある新ビジュアルも
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」に、声優として花澤香菜さんが出演する。花澤さんは新体操の選手、大山春夏を演じる。アニメのキービジュアルも公開された。花びらが舞う中、立花兄弟とその妹の音美、春夏が芝生に寝転んだ“ラブコメ感”が漂うビジュアルとなっている。
◇花澤香菜さんのコメント
――今回、大山春夏役に決まった時の気持ちは?
野球観戦や野球を描く作品が大好きなのでとてもうれしかったです。ただ、原作を読ませていただいて、春夏ちゃんに憧れを抱いている方がたくさんいらっしゃるのだろうと思い、責任重大だと感じています。
――自身の役柄について。
思いやりがあって、賢くて、ちゃんと自分の言葉で思いを伝えられる子だと思います。完璧に見えて、走ちゃん(走一郎)には自分のペースを乱されているのがまた可愛いらしいです。とにかくいいところしか見つからない女の子です。
――「MIX」への思いがありましたら、教えてください。
演じるのを楽しみにしているのは、頻繁に出てくる、春夏ちゃんとお父さん(明青学園野球部監督)との仲良しなやりとりです。いろんな面で娘に押され気味のお父さんがほほ笑ましいです。
――あだち充先生作品への思いなどがありましたら、教えてください。
一言一コマで気持ちをわしづかみにされてしまう、あだち充先生作品に参加できるのが本当に幸せです。先生の世界にどっぷりつかりながら楽しみたいです。
――これから演じるにあたっての意気込み、ファンへのメッセージを。
原作を読み込みながら収録を心待ちにしています! 明青学園野球部の戦い、4人の絶妙な青春模様、タッチとの運命的なつながり、見どころ満載のこの作品がアニメでどんなふうに描かれるのか、皆さまぜひお見逃しなく!!!
内田真礼&雄馬がきょうだい役 「一緒にお芝居をするのが楽しみ!」
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」に声優として内田真礼さんと内田雄馬さんの姉弟が出演し、きょうだい役を演じる。雄馬さんが甲子園出場を目指す立花兄弟の立花走一郎、真礼さんが走一郎の妹の音美をそれぞれ演じる。
雄馬さんは、姉の真礼さんとの共演について「一緒にお芝居をするのが楽しみです!」と話し、真礼さんは「不思議な感じです! まだアフレコが始まっていませんが、実際は……役に入ってしまうとそんなこと忘れて没頭してしまう気もします。どんなふうになるか楽しみです」とコメントを寄せている。
◇内田雄馬さんのコメント
――今回の立花走一郎役に決まった時の気持ちは?
とっても光栄です。自分も体を鍛えて、任された大役を果たさねばと思っています!
――自身の役柄について。
まだ収録前なので、どのように彼と接していけるのか楽しみです!!
――実姉の内田真礼さんと兄妹役を演じることになりますが、いかがでしょうか。
一緒にお芝居をするのが楽しみです!
――「MIX」への思いがありましたら、教えてください。
登場人物も多い作品なので、どんな会話劇になるのかワクワクしています。台本をいただくのが楽しみです!
――あだち充先生作品への思いなどがありましたら、教えてください。
MIXは今回を機に、初めて触れさせていただきました。作品を楽しんでから収録に臨みたいと思います!
――これから演じるにあたっての意気込み、ファンへのメッセージを。
立花走一郎の声をやらせていただきます、内田雄馬です。MIXのアニメ化を楽しみにしているかたもたくさんいらっしゃると思います。自分も魂込めて作品に参加させていただきますので、ぜひ放送を楽しみにしてください!
◇内田真礼さんのコメント
――今回の立花音美役に決まった時の気持ちは?
すごくうれしいです! やったー!と喜びましたし、ドキドキしました。アニメのアフレコが始まるのが楽しみです!
――自身の役柄について。
音美は、兄2人をそばで見守る、しっかりした妹。野球が大好きでそこはとてもシンパシーを感じています。音美の感じる青春を一緒に追っていきたいですね。
――実弟の内田雄馬さんと兄妹役を演じることになりますが、いかがでしょうか。
不思議な感じです! まだアフレコが始まっていませんが、実際は……役に入ってしまうとそんなこと忘れて没頭してしまう気もします。どんなふうになるか楽しみです。
――「MIX」への思いがありましたら、教えてください。
MIXで描かれている、時間の熱さや、暑さ。三人のきょうだいの関係性も好きです。
――あだち充先生作品への思いなどがありましたら、教えてください。
あだち充先生の作品は、やはりタッチ……!! 世界観や、情景の見えるコマのひとつひとつが大好きですし、心にグッときて……。今回、音美役を演じさせていただけるのは、本当に幸せだなあと思います。
――これから演じるにあたっての意気込み、ファンへのメッセージ。
MIXの世界を色付ける熱いドラマを、キャストの皆さんとどんなふうに彩っていけるか。わたしも全身で、甲子園に向かっていきたいです! よろしくお願いします!
立花投馬の声優に梶裕貴 「タッチ」の続編的マンガが原作
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」に声優として梶裕貴さんが出演する。梶さんは、甲子園出場を目指す立花兄弟の弟、立花投馬を演じる。アニメのキービジュアルも公開された。
◇梶さんのコメント
――今回の立花投馬役に決まった時の気持ちは?
とてもうれしかったです! あだち充先生作品で、しかも明青のピッチャー役として出演させていただけるなんて夢のようです。昨年、とある仕事で「タッチ」の主人公・上杉達也役の三ツ矢雄二さんの生ぜりふを聴けたことにご利益があったのかもしれません!
――ご自身の役柄について
さとり感やゆとり感のある、現代っ子らしい男の子だなと感じました。そばから見ると複雑な家庭環境に身を置いている彼。そんな中にありつつも、どこか上杉達也に共通するひょうひょうとした性格が憎めない、可愛らしい人だと思います。
――「MIX」への思いがありましたら、教えてください。
「青春ドラマ」と「野球」のどちらも本作の魅力。少年らしいバカっぽさやどこか抜けている愛らしさを軸に据えつつ、マウンドに立ったときの底知れない存在感をしっかりと出していければなと思っています。同時に、走一郎や音美、春夏とのリアルな思春期具合も大切にしていきたいです。
――あだち充先生作品への思いなどがありましたら、教えてください。
僕の中であだち充先生作品といえば、やはり「タッチ」です。テレビアニメの再放送などで親しんでいた作品ではありましたが、この度、第1巻から原作マンガを拝読させていただき、あらためてすてきな作品だなと感じました。絵やストーリーはもちろん、あえてせりふの書かれていない独特の「間」に非常に魅力を感じています。空気感が大好きです。南ちゃん、最高!
――読売テレビ・日本テレビ午後5時半放送のアニメ枠への出演が続いています。何か意気込みなどありましたら教えてください。
そうなんです!(笑い) ありがたいご縁をいただき、とても感謝しております。大人にも子どもにも、幅広い視聴者の皆様に楽しんでいただける時間帯の放送。より多くの方々にアニメを楽しんでいただけるように、引き続き全力でお芝居に向き合って参りたいと思います!
――これから演じるにあたっての意気込み、ファンへのメッセージ
「タッチ」の世界観を引き継いでいる本作。関わらせていただける喜びと責任を感じつつ、心を込めて投馬を演じていきたいと思います。4月の放送を楽しみにお待ちください!
2019年4月スタート 「タッチ」続編的マンガが原作 日高のり子が出演
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガが原作のテレビアニメ「MIX」が、読売テレビ・日本テレビ系で2019年4月から毎週土曜午後5時半に放送される。「タッチ」でヒロイン・浅倉南を演じた声優の日高のり子さんが出演する。「NARUTO -ナルト- 疾風伝」などの渡部穏寛さんが監督を務め、「ポケットモンスター」などのオー・エル・エムが制作する。
◇日高のり子さんのコメント
あだち先生の作品に再び参加することができるなんて夢のようです。「MIX」の連載がスタートした時からCMなどで関わらせていただいてうれしく思っていたのですが、まさかアニメにまで出演させていただけるなんて想像もしていませんでした。しかも舞台が「タッチ」と同じ明青学園。今とてもうれしい気持ちでいっぱいです。
スタジオで動くキャラクターたちを見た時、私はどんな気持ちになるのでしょう。母校を訪れた時のような、懐かしくて少しくすぐったいような気持ちでしょうか。あの頃は皆さんに引っ張っていただいていた私ですが、今回は明青学園OGとして頼れる先輩になれるよう頑張ります!
◇読売テレビ 永井幸治プロデューサーのコメント
あの名作「タッチ」の明青学園が舞台となる「MIX」。ビジュアルでも描かれる上杉達也と立花投馬の関係、気になりますよね。放送に向けて、今、準備中ですが、日々ワクワクしています。野球あり、恋愛ありで何かと気になって夢中になってしまう「MIX」の「思わせぶり」な世界観をたくさんの人に楽しんでもらいたいです。
◇スタッフ(敬称略)
監督:渡部穏寛▽シリーズ構成:冨岡淳広▽脚本:樋口達人、山田健一、福嶋幸典、北条千夏▽キャラクターデザイン:牧孝雄▽音楽:住友紀人▽アニメーション制作:オー・エル・エム
「タッチ」“続編的”マンガ「MIX」が19年春にテレビアニメ化 30年後が舞台
あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした“続編的”マンガ「MIX」が、テレビアニメ化され、2019年春に地上波全国ネットで放送されることが8月3日、明らかになった。
「タッチ」は1981~86年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された人気マンガ。テレビアニメだけでなく、劇場版アニメ、実写ドラマにもなった。「MIX」は、あだちさんが2012年5月に「ゲッサン」(小学館)で連載をスタート。「タッチ」の上杉達也たちが甲子園で優勝した約30年後を舞台に、血のつながっていない立花兄弟が明青学園に入り、甲子園出場を目指す姿を描いている。「タッチ」の達也が甲子園の決勝で快投する“幻”のシーンが描かれたことや、達也のライバルの一人だった西村がライバルチームの監督として登場したことも話題になっている。
コミックスが12巻まで発売されており、最新13巻が9日に発売される。コミックスの累計発行部数は750万部以上。