テレビアニメ2期「具体的なことはこれから」 MBS、改編発表で言及

MBSは3月24日、リモートで4月改編発表を開催。同局の「スーパーアニメイズム」枠で放送されて話題になっている、芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」について感想を求められ、横田一総合編成局長は「深夜の放送も配信も大変ご好評をいただきありがたい」と語っていた。
テレビアニメは今週で放送が終わるが、2期については「連載も続いているが、具体的なことはこれから」としていた。
テレビアニメ2期「具体的なことはこれから」 MBS、改編発表で言及
浪川大輔が脹相に 壊相は檜山修之、血塗は山口勝平 起首雷同編突入
“伏黒”内田雄馬ד加茂”日野聡 二人の心理戦 呼吸感を大切に
三石琴乃が冥冥に 禪院直毘人は中田譲治
<アニメ質問状>「呪術廻戦」 想像を上回る反響、声援 声優陣の気合の演技に涙
<インタビュー>パンダVS究極メカ丸 関智一とのバトルに“ビリビリ” 松岡禎丞に親近感も
<インタビュー>“虎杖”榎木淳弥ד東堂”木村昴 タイプが違う二人の化学反応
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<インタビュー>中村悠一 テレビアニメ「呪術廻戦」で人気キャラ五条悟に 圧倒的な強さを表現する難しさ 引き算の演技を
テレビアニメ「呪術廻戦」は2クール放送 OP「廻廻奇譚」ノンクレジットバージョン公開
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<アニメ紹介>「呪術廻戦」 「ジャンプ」話題作がテレビアニメ化 MAPPA制作
実物大の両面宿儺の指 大人向け玩具「PROPLICA」に 虎杖悠仁のフィギュアも
追加キャストに木村昴、井上麻里奈、櫻井孝宏、千葉繁 PV第3弾も公開
10月2日深夜スタート 七海建人役に津田健次郎
テレビアニメのOPはEve EDはALI
禪院真希役に小松未可子 内山昂輝が狗巻棘 パンダは関智一
キャラ設定画公開 虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟
第1弾キービジュアル公開 伏魔御厨子の前に立つ虎杖悠仁、両面宿儺 アニメのスタッフのコメントも
スーパーアニメイズムで10月スタート MAPPA制作 諏訪部順一が両面宿儺に
テレビアニメ「呪術廻戦」の五条悟役は中村悠一 ティザービジュアルも公開
「ジャンプ」のダークファンタジー「呪術廻戦」がテレビアニメ化 榎木淳弥が主人公の声優に 内田雄馬、瀬戸麻沙美も
MBSは3月24日、リモートで4月改編発表を開催。同局の「スーパーアニメイズム」枠で放送されて話題になっている、芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」について感想を求められ、横田一総合編成局長は「深夜の放送も配信も大変ご好評をいただきありがたい」と語っていた。
テレビアニメは今週で放送が終わるが、2期については「連載も続いているが、具体的なことはこれから」としていた。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の新章・起首雷同編の追加キャストとして浪川大輔さん、檜山修之さん、山口勝平さんが出演することが3月8日、分かった。浪川さんは特級呪物・呪胎九相図が受肉し生まれた姿となる脹相(ちょうそう)、檜山さんは脹相と固い絆で結ばれる兄弟の壊相(えそう)、山口さんは脹相、壊相の兄弟の血塗(けちず)をそれぞれ演じる。アニメは、3月12日の放送から起首雷同編に突入する。
浪川さんは「見て楽しんでくれる方々にとって、これは何かしそうだぞと思ってもらえるよう努力していきます。キャラクターが持っている魅力を存分に発揮できたらと思います。よろしくお願いいたします!!」とコメント。
檜山さんは「なかなかに個性的な格好からくる雰囲気、感情の変化が激しいキャラだったので、その感情の起伏、そして兄弟に対する情愛、そのあたりを肝として演じました」と話している。
山口さんは「せっかく演らせてもらえるのですから、血塗くんを愛されキャラにしてあげたいなぁと思いながら演じてみました。キャラグッズが出るまで頑張りたいですね!」とコメントを寄せている。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」が第2クール「京都姉妹校交流会編」に突入した。交流会では、呪術高専東京校と京都校が激突。東京校の伏黒恵は、京都校の加茂憲紀と戦う。伏黒役の内田雄馬さん、加茂役の日野聡さん、心理戦が見どころになる二人の戦いについて聞いた。
◇会話でぶつかる心理戦
--「呪術廻戦」の魅力は?
内田さん 呪いをテーマにしていて重いイメージがありました。でも、ポップな要素もあるんですよね。僕はホラーが苦手なんです……。ホラーを避けている人間なのですが、読んでみてホラーじゃなかったと思いました!
日野さん よかったね!
内田さん よかったです! 呪霊と聞いただけで怖かったんですけど。
日野さん 呪いがテーマで、生や死、人の心理を深く掘り下げているところが本当に面白いです。戦闘においても、各キャラクターがそれぞれ個性のある戦い方をします。グッと刺さるところ、白熱するところもあり、予想を裏切るような展開も多く、本当に総合的に面白い作品だと感じました。
--キャラクターの印象や演じる中で意識していることは?
内田さん 伏黒は一見クールですが、迷いや人間的な部分があり、衝動、行動理念もあります。人間的なものは、周囲との関係で見えてきます。でも、表情を出しすぎない、見せすぎないところも大事なのかな?と思っています。
日野さん 加茂は一見クールで知的、闇をまとっているようなタイプです。それに加えてちょっと天然なところもあったりします。戦い方も洗練されていて、状況の把握、戦術眼にたけている印象がありますね。
--京都姉妹校交流会編では二人が激突します。戦いの見どころは?
内田さん 今回のバトルは、お互い分析するせりふが多かったですね。
日野さん 心理戦が多いね。
内田さん そこが今までと違っていて難しい言葉も多くて。収録は大変でしたよね。
日野さん そうだね(笑い)。雄馬が言ったように、お互い知的で分析や戦術眼にたけているので、心理戦が大切になっています。加茂は冷静沈着で自分に厳しく、秩序を大切にします。厳粛な一面、時折見せるダークな一面を意識しながら、演じていました。
内田さん 加茂さんは格好いいです! 冷静で、背負っているものがあって、本当にズルい(笑い)。
日野さん 楽しかったよね。キャラクターを通して雄馬と心理戦をするのが。
内田さん 会話でぶつかるのが、楽しかったです!
日野さん 遠回しにとげを刺したりね。
◇内田雄馬はきっと努力の天才 日野聡の安心感
--コロナ禍で大勢でのアフレコは難しいところもありますが、二人でアフレコできたのでしょうか?
日野さん 二人でできました。心理戦でお互い次の一手を読み合って戦うので、呼吸感、せりふの間を大事にしていました。
内田さん 流れが読めてよかったですね。日野さんと一緒に演じないと分からないところですし。呼吸感を感じることができると、全然違いますよね。
日野さん ところどころ、フッと笑えるところもあるんですよ。心理戦の中でも気持ちを読み取れていないところもあったりして。
内田さん 加茂さん、意外にちょっとボケが入るところがあるんですよね。
日野さん 伏黒がそれをスマートにかわす。クスッと笑えるところです。
ーー二人はこれまでも共演がありますが、お互いの役者としての印象は?
内田さん そんな……。僕は語れないです。そんな立場じゃないです。
日野さん 大丈夫だよ。面白おかしく言ってよ(笑い)。雄馬は一見、天才的な才能の持ち主に見えるかもしれないけど、僕は勝手に努力の天才だと思っています。見えないところで、ものすごく努力をして、研究して、自分の中にそれを蓄積している。活躍するべくして活躍している後輩声優の1人だと思います。
内田さん いや、もう……。ありがとうございます。日野さんがそう見てくださっていることがうれしい限りです。日野さんがいるから、現場で安心できていて、安心できる現場は、作ろうと思って作れるものでもなく、日野さんが見てくださっていて、見られていることを意識しているので、気合が入ります。イヤな圧とかではなく、思いっきりやろう!となる。僕がこんなことを言うのも恐れ多いですが……。
--最後にファンにメッセージをお願いします。
内田さん 新しいキャラクターも増えて、今後の展開も面白くなっていきます! 引き続き、「呪術廻戦」を楽しみにしていただけたらうれしいです!
日野さん 京都姉妹校交流会編は「呪術廻戦」の世界観がさらに広がる展開になっています。京都校のみんなも愛していただけるキャラクターたちですし、引き続き楽しみに見ていただければうれしいです。完成した映像を早く見たいです。放送が楽しみです。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」に声優として三石琴乃さん、中田譲治さんが出演することが2月1日、分かった。三石さんは個人で活動する等級1級呪術師・冥冥(めいめい)、中田さんは禪院(ぜんいん)家26代目当主で真希と真依の父・直毘人(なおびと)をそれぞれ演じる。
三石さんは「自他共に認めるかなりの強者(つわもの)ですので、戦闘シーンが楽しみです。女性らしくしなやかに、かつ圧倒的強さを見せつけられるよう頑張ります。いい活躍をすれば、それなりのボーナスを期待してもよいのかな?」とコメント。
中田さんは「MAPPAさん制作ですし、朴(性厚)監督作なのでオファー前から何度か拝見していましたので楽しみです。美人姉妹の父でもあるという役どころはちょっとうれしいですが、娘たちも一筋縄ではいかないだろうし、もちろん当主としてその実力を示す時もくると思うので頑張らなければ。それまでは飲んべえで無茶な親父でいます(笑い)」と話している。
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」です。東宝の松谷浩明プロデューサーに、作品の魅力などを語ってもらいました。
--作品の概要と魅力は?
「呪術廻戦」は虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)という少年が、死を突きつけられ、何度不条理な現実に打ちのめされても、さまざまな仲間と共に、その歩みを止めず一歩一歩前に進んでいく「生きざま」の物語だと私は思っています。さらに、虎杖を始め、個性豊かなキャラクターたちのそれぞれの生きざまが描かれ、それが心を打つ作品の魅力だと思います。また、「王道」という要素をキーワードに、あらゆるジャンル、要素が混然一体となって成り立っている奇跡的なバランスというのも魅力です。……などと言うと難しく聞こえてしまうかもしれませんが、とにかくキャラクター、アクションバトル、その他どんな切り口からでも入れる、間口の広いエンターテインメント作品だと思ってますので何か少しでもひっかかる要素があったら、気軽にご覧いただけたら幸いです!(笑い)
--第2クールの見どころを教えてください。
京都校をはじめとして、個性豊かなキャラクターが多く登場してきますが、そんな登場人物たちそれぞれの生きざまと関係性、さらに加速する毎話の激しいバトルアクションにご注目ください。また、新しくなったオープニング&エンディングも堪能いただけたらと思います。第1クールの驚異的な反応を受けて、アーティストの皆さんもアニメスタッフの皆さんも第1クールに負けない素晴らしいものを!と気合を入れて制作しています。オープニング&エンディングも飛ばさず、繰り返し見ていただけたらうれしいです。音楽で言えば、本編の劇伴=BGMも作品に寄り添ったすてきな楽曲ばかりなのでこちらも合わせてお楽しみください。
--京都校の注目のキャラクターや注目ポイントは?
最注目のキャラクターはやはり東堂葵でしょうか。特番やPV第4弾でも、何やら展開の想像のつかないワードがちりばめられていましたが、対峙する虎杖と東堂、そして2人の関係性がどうなるか……。ぜひご注目ください。
--アフレコの裏話を教えてください。
第2クール、放送開始時点では解禁されていない声優の皆様がまだまだいらっしゃるのですが、ありがたいことにどのキャラクターも素晴らしい方々に演じていただいています。監督、音響監督始め音響スタッフ、キャストの皆さんも第1クールの反応を受けて、一層気合が入っており、私自身も、そのお芝居に熱くなり、時に笑い、時に涙しています(何回かホントに涙がこぼれそうになって、バレないように誤魔化していたのは内緒です)。
--ファンへ一言お願いします。
素晴らしい作品にしようとスタッフ一同、関係各社、誠心誠意取り組んでいましたが、ここまで、自分たちの想像を上回る反響、声援をいただいており、本当にありがたい限りです。ありがとうございます。第2クールで描かれる部分は、原作的にも面白さにさらにドライブがかかっていくところです。制作現場的にはカロリーも高い内容ではあるのですが、朴性厚監督をはじめ現場スタッフの皆さんも一層面白い、すごいものにしようと頑張ってくれています。ファンの皆さんの声が活力になると思いますので、引き続き!の方も、これから!の方も、応援よろしくお願いいたします!
製作プロデューサー:松谷浩明(東宝)
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」が第2クール「京都姉妹校交流会編」に突入した。交流会では、呪術高専東京校と京都校が激突。東京校のパンダが、京都校の究極(アルティメット)メカ丸と戦う。しゃべるパンダ、ロボットの究極メカ丸という、個性的なキャラクターが多い「呪術廻戦」でも特に異質なキャラクター同士のバトルということもあり、注目が集まる。パンダ役の関智一さん、究極メカ丸役の松岡禎丞さんは、共に人気声優ではあるが、意外にも共演経験は少ないという。関さん、松岡さんに異質なバトル、役者としてのお互いの印象について聞いた。
◇パンダはお父さんみたいな感じに
--原作を読んだ印象は?
松岡さん 人間の根本的な感情が集まっていたり、人間は罪深い生き物なんだと改めて感じました。バトルも衝撃的でした。主人公は、なんだかんだ負けないものですし、多分勝つんだろうな……と思いつつも、ギリギリなところが怖くなるんですよね。ギャグとシリアスのギャップもあり、本当に面白い作品です。
関さん 昔の「どろろ」みたいな感じもしました。好きな世界観です。
--個性的なキャラクターが多い中でもパンダは異質です。
関さん マンガなので、人間以外のキャラクターが出てくることもありますが、ああ、パンダなんだ……と。この世界観の中でどういう存在なのかが最初、気になりました。何でこうなったの!?と。ほかのキャラクターは普通の人間ですからね。
松岡さん 最初は着ぐるみだと思っていました。
--究極メカ丸もまた異質です。
松岡さん 表情が分からないんですよね。生い立ちを考え、どれだけ表現できるのかが挑戦だと思いながら演じています。
--お二人はこれまでもさまざまなキャラクターを演じられていますが、その中でも特殊ですよね。
関さん そうですね。これまでにないですね。
松岡さん 僕もないです。
ー-パンダを演じる際に意識していることは?
関さん 最初は迷っていました。いろいろな方向性が考えられます。可愛いのも気持ち悪いのも。現場で「お父さんみたいな感じ」というお話があり、懐の深さを意識しています。
ー-究極メカ丸は?
松岡さん 方向性をいろいろ考えていたのですが、テストが始まる前に音響監督さんから「メカは意識しないでいいです」とディレクションをいただきました。生い立ちが重たい部分もあります。仲間のおかげで落ちるところまで落ちなかった。強いけどナイーブな部分もあって、ある種、世界を呪っているような感覚がありました。原作では語尾がカタカナなので、自然と語尾が固くなることがありましたね。
◇憧れの関智一とのバトルに感無量
--バトルシーンのアフレコの様子は?
松岡さん すごかったです。
関さん いっぱいアクションしたよね。熱いバトルになったと思います。どうだった?
松岡さん パンダの一言一言がメカ丸に刺さるんですよね。メカ丸がぶち切れたり、それでもパンダが受け入れてくれる。微妙な友情が芽生えたり。
関さん やっぱりパンダはお父さんっぽいよね。
--二人はこれまで共演経験は?
関さん そんなにないんだよね。会わないことはないんですけど。
松岡さん そうですね。関さんが主演の作品で、ゲストで呼んでいただいたことはありましたが。
関さん あったね! 世代も違うし、松岡君は主演が多く、僕が脇に回っていることが多いですし。
松岡さん そんなことはないですよ!
関さん これまでなかなかがっつり共演する機会がなかったし、こんなにいっぱいしゃべったのは初めてですよね。僕は人見知りなところもあるので、後輩とも現場でしかお話する機会がないですし、こうやってお話できるのがうれしいですね。
--役者としての印象は?
関さん 別のトーク番組で話した時にも真剣に取り組む姿が印象的で、注目しています。見ていて、昔の自分と重なるところもあります。全力で!というところが。勝手に親近感を持っていますね。
松岡さん ありがとうございます。関さんは、子供の頃から憧れている大先輩です。いつかがっつり共演してみたい!と常日ごろ思っていました。こうやってバトルができて感無量です。
--関さんと共演して感じるところは?
松岡さん ビリビリきています。心の芯にきています。
--「呪術廻戦」は美しく、迫力のある映像も話題になっています。パンダ、究極メカ丸の戦いも素晴らしい演技、映像が期待されます。
関さん 映像がすごいですよね! アフレコの時は絵ができていなかったので、分からないところもありますが、その分、イマジネーションが広がりました。期待しています!
松岡さん 楽しみにしています!
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」が第2クール「京都姉妹校交流会編」に突入した。呪術高専東京校と京都校が戦う交流会で、東京校の主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)は、京都校の3年生の東堂葵と激突する。虎杖役の榎木淳弥さん、東堂役の木村昴さんにアフレコの様子を聞いた。
◇一緒に空気感を作る
--木村さんは作品、東堂というキャラクターにどんな印象を持ちましたか?
木村さん 最初は、呪い、人間の負の感情が描かれているので重そうな話だなあ……と思ったのですが、コミカルなところもたくさんあって、すっかりハマっています。ワクワクする展開もたくさんあって、素晴らしい作品ですね。東堂は、演じがいがある役です。これまで演じさせていただいたどのキャラクターとも雰囲気が違います。大きくて強いキャラクターはこれまでも演じさせていただいたことはあるのですが、ありそうでなかったと言うか……。クセも強いんですしね。魅力的なキャラクターです。
--アニメの人気を受けて感じていることは?
榎木さん 皆さんに楽しんでもらっているようで、うれしいです。アニメのクオリティーの高いところが大きいですね。バトルシーンのカメラワークも斬新で面白いですし。
--榎木さんの演技も魅力的です。
榎木さん 試行錯誤をしながらやっています。アニメ的な表現ではないことを常に意識していますが、どう受け止められるか?という怖さがありました。怖いけど、まあいっか!と(笑い)。
--京都姉妹校交流会編では虎杖と東堂が激突します。アフレコの様子は?
榎木さん 二人でアフレコできて、楽しかったです。これまで昴さんと二人でがっつり共演したことはなかったですしね。自分とはタイプが違う方ですし、新鮮でした。こういうやり方があるんだ……となったり。
木村さん うれしいです! 僕も榎木さんと収録させていただき、発見や学びがたくさんありました。前向きな意味で、演じない演技みたいなものを感じていたんです。そこに乗っかって、一緒に空気感を作っていこうとしていました。アフレコをしながら、榎木さんは、僕を見てくれるんですよ。お互いの空気感を大事にしてくださっていて、うれしかった。
榎木さん 昴さんの体格が東堂に近いので、東堂っぽく見えるんですよね。
◇「どんな女が好みだ?」
--東堂は初対面の相手に「どんな女が好みだ?」と女性の好みを聞きます。お二人は「呪術廻戦」で気になる女性キャラクターはいますか?
榎木さん 誰だろうな? 高田ちゃんかな。
木村さん ええ!? 高田ちゃんは東堂のものですよ!
榎木さん 「じゅじゅさんぽ」で(禪院)真依のことを気遣ったり、ああいうところがいいんですよ。
木村さん いい子なんです。木村的には釘崎(野薔薇)さんですね。
榎木さん そうなんだ!
木村さん 気の強いところがいいですね。強く自分を見せようとしていて、この人がその鎧(よろい)を脱ぐまで仲良くなりたい。本音で会話ができそうですし。凜(りん)としたところが好きですね。
--釘崎は瀬戸麻沙美さんの演技も素晴らしい。
榎木さん そうなんです。品の良さもあるんですよね。キツくなりすぎないところもあって、好きですね。
木村さん そういうところもいいですよね!
--二人はこれまで共演があまりなかったということですが、お互いの印象は?
榎木さん (二人が所属するアトミックモンキーの)事務所では会うんですけどね。
木村さん 僕が榎木さんにお近づきしたくて、僕の劇団の舞台に出ていただいたこともありました。
榎木さん 僕も仲良くなりたかったんですよ。舞台は、2年前でしたよね。楽しかったです。みんな、おおらかなんですよね。
木村さん ありがとうございます!
--京都姉妹校交流会編ではそんな二人が激突します。スタイルが違う二人の共演で化学反応は?
榎木さん 起こっているとうれしいですね。いいものができましたよね。
木村さん アフレコではセッションができましたが、音楽やSEが入ったら、どうなるかが楽しみです。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の第2クール「京都姉妹校交流会編」のオープニング(OP)、エンディング(ED)のノンクレジットムービーがYouTubeで公開された。OPは、クリエーターズユニット「Who-ya Extended(フーヤ エクステンデッド)」の「VIVID VICE」が流れる中、激しいバトルが繰り広げられる。アイマスクを外した素顔の五条悟も登場した。
EDは、バンド「Co shu Nie(コシュニエ)」が「give it back」が流れ、呪術高専東京校の1、2年生の日常が描かれた。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガ「呪術廻戦」のイベントが12月19日、オンラインで開催中の「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」内で行われ、五条悟役の中村悠一さんら声優陣が登場した。中村さんは五条を演じることについて「頑張っているんですけど、音響監督さんには『もっとムカつく感じでやってくれ』」と言われる」と話し、「モノローグが難しい。五条の心の根底がどこにあるのか……。苦労しています」と語った。
イベントには、虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)役の榎木淳弥さん、伏黒恵役内田雄馬さん、釘崎野薔薇(くぎさき・のばら)役の瀬戸麻沙美さんも登場した。
「呪術廻戦」は、強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。原作は、2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載中。テレビアニメはMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送中。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガ「呪術廻戦」のイベントが12月19日、オンラインで開催中の「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」内で行われた。イベントでは、芥見さんのアトリエを紹介するコーナーがあり、「鬼滅の刃」のシールを張っていたというタブレットの写真を公開。芥見さんが「鬼滅の刃」のヒットについて聞かれ、「(ヒットは)当然という気持ちです。『鬼滅の刃』の面白さや『呪術』との違いは担当さんと話していて言語化できるのですが、長いので割愛します」というコメントも紹介された。「鬼滅の刃」の好きなキャラは、「無惨様(鬼舞辻無惨)」と明かした。
「呪術廻戦」は、強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。原作は、2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載中。
テレビアニメはMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送中。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」。主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)の同級生で呪術高専1年生の釘崎野薔薇の声優を務めるのが瀬戸麻沙美さんだ。野薔薇は、気が強く、粗暴な言葉遣いが特徴のキャラクターで、瀬戸さんにとって「これまでやったことがないタイプの役」だったという。野薔薇役の挑戦について聞いた。
◇ジャンプ作品への思い ジャンフェスで感無量
「呪術廻戦」は、強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載中。コミックスのシリーズ累計発行部数は850万部以上。アニメは、MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送中。
瀬戸さんは中学生の時、「週刊少年ジャンプ」で連載されたマンガが原作のアニメ「D.Gray-man」を見て、声優を目指すようになった。それだけに「ジャンプ」作品には特別な思い入れがある。
「いつか『ジャンプ』作品の男の子の主人公を演じてみたい!という夢を持っていました。野薔薇は女の子ですが、すごくうれしいです。昨年、野薔薇役としてジャンフェス(ジャンプフェスタ)に出演させていただいた時も感無量でした。中学生の時、『D.Gray-man』のステージを見に行っていましたからね。きっと『呪術廻戦』の虎杖や伏黒を見て、声優になりたい!と思う子が出てくるんだろうな……と自分を重ね合わせたり(笑い)」
「呪術廻戦」の原作は、アニメ化が発表される前から人気を集めていて、多くのファンを魅了してきた。瀬戸さんも「男の子たちが格好いいし、闇を描いているところにゾクゾクします」と夢中になった。
「最初は怖いな……と思いました。今は怖さが興奮、ゾクゾクに変わっています。真人(まひと)と吉野(順平)君のストーリーが特に好きです。『日本人って好きですよね。単純な答えを複雑にして悦に浸るの』『皆、言葉遊びが好きなのさ』というせりふがあるのですが、それがショックだったんです。声優として一つのせりふ、動きを考え、演じようとしていますが、シンプルなことを複雑にして、考えたつもりになっていたのかな……と。ううーーーってうなり、衝撃を受けました」
◇アニメの力を改めて実感
瀬戸さんが演じる野薔薇は、地方から上京してきた呪術高専1年生。虎杖や伏黒恵の同級生で、勝ち気な性格だ。
「強い女の子で、しっかりとした信念を持っています。真っすぐな女の子と思っていましたが、演じる中で、真っすぐとは何か違うかな?とも感じています。年齢を重ねると、くじけたり、自信を失ったりすることもありますが、野薔薇は押しつぶされずにきたのかな?」
瀬戸さんにとって野薔薇は「これまでやったことがないタイプの役」で挑戦もあった。
「(音響監督の)藤田(亜紀子)さんとお話をしているうちに、こういう風にやろう!と固めずに演じることになりました。『呪術廻戦』は、格好いいシーンもギャグシーンもあります。ブレてもいいから、とにかく全力でやろう!と。思いっきりやって、『野薔薇は、声を出すとよくなるね!』と言っていただけたんです。すごく気が楽になりました。緊張して、声が出せず『もっと!』となるのではなく、思いっきり演じることができたことがうれしかった。野薔薇は自信があって突き進むキャラクターなので、私も全力でやる。そこをブレないようにしていこうとしています」
瀬戸さんが演じる野薔薇は、ただ粗暴なだけではない。虎杖を演じる榎木淳弥さんを取材した際、瀬戸さんの演技について「どこか上品さもある」と語ったこともあった。粗暴だが、品のよさもあるという瀬戸さんにしかできない演技によって、キャラクターがより魅力的になった。
「最初は、品を消したいと思っていました。オーディションでも『瀬戸ちゃんの品の良さが出ちゃっている』と言われたこともあったんです。だから、粗暴に!と演じてきました。でも、仲間(榎木さん)のその言葉は自信になりますね。このまま迷わず進んでいきます!」
アニメ「呪術廻戦」は、ハイクオリティーな映像も話題になっている。瀬戸さんも「とにかく興奮しています! 動きまくりですよね!!」とやや早口になりながら、魅力を熱弁する。
「格好いいシーン、ギャグシーンのテンポがいいんですよね。背景もキレイです。緑のあの感じ、美しいんですよね。第1話の昼、夜の描き方の差もすごい! 戦闘シーンは、虎杖のフード、動きすぎです! そこ、描くんですか!というこだわりがすごいんです。アニメは、見る人をワクワクさせる力があるんだ!と改めて感じました。刺激を受けています。榎木さんの演技にも衝撃を受けました。ええっ!?と声が出ました。虎杖の少し気が抜けたような感じ、ものおじしないところが、何か怖い、すごい……って。野薔薇としては、怖いと思ってはいけないんですけど(笑い)」
第3話では、野薔薇の活躍が見どころの一つになる。瀬戸さんは「すてきなせりふがたくさんあるのですが、虎杖と野薔薇が共闘した後、『ありがとっ!』というせりふが特に好きです。その後のギャップも見どころです。今後も迫力のある戦闘シーンが続くので、ぜひ注目してください!」と話す。瀬戸さんの熱演が注目される。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」と仙台の喜久水庵の大福・喜久福がコラボすることが分かった。第2話「自分のために」で五条悟が仙台名物として喜久福を紹介したことから、コラボすることになり、スペシャルパッケージ&ノベルティキーホルダー付きの特別商品が販売される。五条は「仙台名物超うまい。僕のオススメは、ずんだ生クリーム味」とオススメしている。
アニメのエンディング(ED)のノンクレジット映像がYouTubeで公開された。バンド「ALI」によるエンディングテーマ「LOST IN PARADISE feat. AKLO」が流れる中、主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)や伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟らが踊る映像となっている。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」。“呪いの王”の両面宿儺(りょうめんすくな)の声優を務めるのが諏訪部順一さんだ。両面宿儺は圧倒的な存在感で、原作でも強烈なインパクトを残すキャラクター。独特の笑い声も印象的だ。諏訪部さんに両面宿儺役にかける思いを聞いた。
◇「とにかく上から」 尊大さ、超越した凄み
「呪術廻戦」は、強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載中。コミックスのシリーズ累計発行部数は850万部以上。アニメは、MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送中。
諏訪部さんが演じる両面宿儺は、とにかく強く、尊大な存在。その指を取り込んだ虎杖の体に受肉することになる。諏訪部さんは、キャラクターから「凄(すご)み」を感じているという。
「両面宿儺は非常に尊大なキャラクターです。こういったタイプのキャラクターは過去に数々演じたことがありますが、その中でも屈指の存在感ですね。この世のすべてを超越した彼からは、とてつもない凄みを感じます。長きに渡り抑圧状態にあったことも加わってか、『面白そう』という純粋な好奇心が主な行動原理。しかしながら、決して傲岸不遜(ごうがんふそん)というわけではなく、冷静に状況を分析するクレバーさを見せたりもします。掘り下げていくと、パッと見のイメージよりも遥かに多面的。そういったところに面白みを感じながら演じています」」
諏訪部さんは、重厚で色気のある芝居に定評がある。尊大で強力な両面宿儺は、ハマり役にも見えるが、オーディションでは「手応えがなかった」と明かす。
「どのように表現したらいいのか? いかようにも作ることができるキャラクターという印象でした。実際、オーディションでもいくつか雰囲気を変えたテークを求められて演じました。ですので、決定の連絡をいただいたものの『どれがビンゴだったんだろう?』と困惑しました(笑い)。そんなこともあって、アフレコがスタートするまでは、かなり緊張していましたが、走りながら固めていこう!と腹をくくって飛び込みました。内面的なものを前倒してくみ上げるために原作の週刊連載を毎号熟読しています。アニメではまだ描かれていない先のシーンで見せた言動をしっかりと、なるべく早く自らの血肉にするために。そうすることで、より説得力を持った両面宿儺をお見せできるのではないかと思って」
原作でも強いインパクトを残すキャラクターで、特に独特の高笑いが印象的だ。諏訪部さんは、意識していることを「原作のファンの皆さんが感じているであろうイメージをいかに表現するかに注力しています」と話す。
「リサーチしたところ、印象的な高笑いがどう表現されるのか気になるという原作ファンの方が多いようでした。めちゃくちゃプレッシャーを感じていますが、それを感じさせないよう頑張っています。『とにかく上から目線』というディレクションをいただいているので、それも忘れず。マンガの中の文字表現としては成立しても、それをそのまま字面通りに読んでしまうと、その場面の雰囲気が求めるものとは異なるものになってしまうことがあります。アニメは動きのある映像と音で表現するもの。演出として意図的に変えている部分もあるんですよ」
◇榎木淳弥の演技の刺激も
両面宿儺は、虎杖の体に受肉する。普段は、虎杖に抑え込まれているが、顕在化すると、虎杖の体が変化する。榎木淳弥さんが虎杖を演じているが、諏訪部さんは、榎木さんの演技を意識しているわけではないという。
「2人は別個の存在。宿儺は虎杖と感情を共有しているわけではありませんし、何だったら発声だって虎杖の肉体に依存していないかもしれません。ですから、虎杖の容貌であったり、榎木くんの演技だったりはまったく意識せずに演じています。とりあえず現状は(笑い)」
榎木さんが演じる虎杖を意識して両面宿儺を演じているわけではないが、榎木さんの演技に刺激を受けている。
「榎木君とは共演経験もありますのでお人柄も存じていますが、実は彼には熱い主人公よりもクールなライバルがよりフィットするようなイメージを持っていたりします。虎杖は正統派主人公っぽくもありますが、どこかいびつなところもあったりして。危うさというか、狂気じみたダークさも持っているので………。結果イイ感じです(笑)。榎木君が高い熱量で演じる虎杖を、軽く上からあざ笑うのが両面宿儺。負けないよう、自分も高いモチベーションで臨んでいます」
「任された役割を、求め以上に務められるように」という強い思いもある。
「近頃は、先生や師匠、兄貴的な役を演じる機会が増えました。主人公をはじめ、若いメインキャラクターたちの導き手となるようなポジションです。両面宿儺もそういうニュアンスが無きにしも非ずな感じかと。キャラクターたちの関係性だけでなく、演者としても、キャリアの中で多少なり積み重ねてきたものを後輩たちに伝えていければと思う部分はあります。自身もまだまだ道半ばではありますが。任された役割を、求め以上に務められるように頑張りますので、ご視聴どうぞよろしくお願いします!」
「出番がありそうで、そこまで多いわけでもないので、その中で、視聴者の方にいかに印象付けていくかが課題ではあります。頑張っていかないといけません」と話す諏訪部さん。両面宿儺は、強烈なインパクトを残しそうだ。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」。原作でも人気のキャラクターの五条悟(ごじょう・さとる)の声優を務めるのが中村悠一さんだ。五条悟はひょうひょうとしているが、圧倒的な強さを誇るキャラクター。中村さんは、圧倒的な強さを表現し、最強のキャラクターを演じることを「難しい」と明かす。中村さんに、五条悟の演技について聞いた。
◇引き算で圧倒的な強さを表現
「呪術廻戦」は、強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載中。コミックスのシリーズ累計発行部数は850万部以上。アニメは、榎木淳弥さんが虎杖悠仁を演じるほか、声優として内田雄馬さん、瀬戸麻沙美さん、諏訪部順一さんらが出演する。MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送中。
中村さんが演じる五条は、東京都立呪術高等専門学校の教師で最強の呪術師。中村さんは、五条について「一話一話収録する度にイメージが変わる」と感じているという。
「原作を読んでもそうなんですが、新しいエピソードを読む度に、こういう面があるんだ……と気付く。とはいえ、極力統一感を持たせたいですし、一話一話トライをしながら、キャラクターを肉付けしています。印象的だったのが、虎杖の祖父が死んで、虎杖と五条が話すシーン。テストの時、音響監督さんから『(五条が虎杖に)寄り添いすぎて優しすぎる』とお話がありました。五条は、死に近い存在で、死を悲しいとは感じない。ずっと戦ってきた人生で、死んでいく人をたくさん見ているし、ほかの人とは死の捉え方が違う。改めてそのことに気付きました」
中村さんは、これまでも数々の人気キャラクターを演じてきた。だが、「皆さんのイメージは分からないけど、僕は圧倒的に強い役をこれまでそんなにやっていない。これだけ強いキャラクターを演じるのは難しいですね」とも話す。
「五条が能力を発揮する際、自然でごく当たり前のようにやります。敵を圧倒する際、絵で圧倒していることを見せることができても、僕にはできない。そこが難しいんです。術式を発動させるシーンでも、僕は全力ですが、やった感が薄いんです。消化不良感があるというか……。気持ち的には『うおーっ!』と言いながら殴る方が楽ではあるんですよね。温度感が合っているのかな?となる。圧倒的なポジションをよく演じる人に聞くと『知らね』と言われて(笑い)。五条を成立させるためにいろいろ考えていて、今は引き算を試しています。全力から余分なものをそいでいます」
◇“対極”の榎木淳弥の魅力
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アニメのアフレコは最少人数で行われる現場が多い。「呪術廻戦」も3人ずつ程度のグループに分けて、アフレコが行われているという。中村さんはアフレコの様子を「虎杖、家入、夜蛾学長辺りと収録することが多いですね。グループに分かれていて、入れ替えの際に次のグループの人たちとよく雑談しています。寂しん坊たちが集まっていて、(島崎)信長がなかなか帰りません(笑い)」と明かす。
中村さんがアフレコで一緒になることが多いのが、虎杖役の榎木さんだ。中村さんは、榎木さんについて「僕とはアプローチが全然違う役者」と語る。
「榎木君は、ほかの現場で一緒になった時も思っていたけど、僕とはアプローチが違って、そこが面白いし、勉強になります。僕とは対極のアプローチをする役者です。そういう点では面白いし、勉強になります。榎木君は、虎杖が顕著なんですけど、ニュートラルなんですよね。ある種、自然体なんです」
榎木さんとの共演で刺激を受けている。
「僕は自然体で演じたつもりでも、そうは見えない。自慢とかではないのですが、過去に『自然にやってほしい』と言われて、自然に演じたつもりが『格好いいね。でも、違う』と言われたことがあったんです。どこかキザになってしまうような……。榎木君がキザな芝居ができないのではなく、そこをカットした芝居ができる。僕はそれを引き出しの一つにしたいし、ニュアンスを盗みたいと思うけど、できないんです」
「呪術廻戦」の魅力を「ダークなところかな? 影、闇の匂いがする作品で、熱量、濃さがあります。アニメに向いている作品なのかもしれません。丁寧にアニメを作っています。先が気になるはずです」と語る中村さん。声優陣の熱量、濃さの詰まった演技を期待できそうだ。
※注:島崎信長さんの「崎」は立つ崎(たつさき)
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」が、2クールにわたって放送されることが10月3日、分かった。
アニメのオープニング(OP)映像のノンクレジットバージョンがYouTubeで公開された。シンガー・ソングライターのEveさんによるオープニングテーマ「廻廻奇譚」が流れる中、主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)や伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟らが登場するスタイリッシュな映像で、キャラクターが呪術を駆使する派手なアクションを楽しめる。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」。主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)の声優を務めるのが榎木淳弥さんだ。“ジャンプ作品の主人公”という大役を射止めた榎木さんは、虎杖を「単純なようで複雑」と感じ、「なるべく自然」に演じようとしているという。大役に挑んでいる。榎木さんに、アフレコについて聞いた。
◇オーディションの手応え
「呪術廻戦」は、強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載中。コミックスのシリーズ累計発行部数は850万部以上。アニメは、10月2日からMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送される。
“ジャンプ作品の主人公”は子供たちの憧れだ。榎木さんも子供の頃から「ジャンプ」を読んでいたといい、それだけに「呪術廻戦」で主演を務めることの喜びは大きかった。
「昔から『ジャンプ』をずっと読んでいたので、出演できることが決まって率直にうれしかったです。光栄なことですよね。『呪術廻戦』はテレビアニメ化の発表の前から話題になっていましたし、読んでいました。幅広い層から人気を集めそうだけど、スタイリッシュで、コアなところもあって、独特な作品だなと思っていました」
虎杖役は、オーディション時から手応えを感じていた。
「スタジオでのオーディションでは、相手役がいて、掛け合いをしながら演じました。自分一人で演じた時は手応えがなくて、ダメかな……と思っていたのですが、掛け合いで手応えがあったんです。一人でやっていると想像していたものしか出てこないけど、掛け合いは、相手に反応できます。自分の想定外のこともあって、生き生きと演じることができたんです」
虎杖は驚異的な身体能力を持つ高校1年生。ごく普通の高校生活を送っていたが、特級呪物・両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食らい、己の魂に呪いを宿すことになる。
「元気があって、周りを引っ張っていく王道の主人公ですが、弱さもあるんですよね。頑張って乗り越えていく人間らしさもあって、感情移入しやすいのかもしれません。ちょっとつかみきれないところもあります。人間ができすぎていないといいますか。そこも魅力的ですよね」
◇自然な演技の理由、魅力
榎木さんが虎杖を演じる際に意識しているのは「自然さ」だ。
「どんな作品もそうなんですけど、なるべく自然にできればと考えています。アピールしすぎないような演技でしょうか。自然な演技が好みなんですね。もちろん、監督から指摘があったら、修正しますが。『呪術廻戦』は、大きな方向性のディレクションというよりも、細かいせりふの解釈、ニュアンスなどについてディレクションをいただいています。オーディションの時に『若くできる?』と言われ、意識していましたが、それも段々と気にしなくなりました」
“最強の呪術師”五条悟を演じる中村悠一さんを取材した際、榎木さんについて「僕とはアプローチが違って、そこが面白いし、勉強になります」「虎杖が顕著なんですけど、ニュートラルなんですよね。ある種、自然体なんです」と話してくれたことがあった。榎木さんの演技は「自然さ」が魅力になっている。
「何が自然か?と考えると難しいんですけどね。僕が自然と思っている演技が、感情がこもっていないと感じる人がいるかもしれませんし。中村さんは、どんな芝居もサラッと演じているように見えるんですけど、単にそうしているわけではなくて、とにかく引き出しが多い方だから、そう見える。五条に似ているかもしれません。ひょうひょうとしながら、すごく難しいことをやるところが」
榎木さんは「呪術廻戦」について「難しい作品」とも話す。
「せりふの解釈が広くて、選択が難しいんです。虎杖は単純なようで複雑。サラッと描かれているシーンも複雑な心境で話していたり、なんでこのせりふなんだろう?と考える。台本を読むのに時間がかかりますし、疲れます(笑い)。自分で理解してしゃべらないといけないので。それが仕事なんですけど(笑い)。収録が進み、慣れてきたようで、毎回苦戦しています」
◇内田雄馬との共演で…
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アニメのアフレコは最少人数で行われる現場が多い。「呪術廻戦」も3人ずつ程度のグループに分けて、収録が行われている。榎木さんは、伏黒恵役の内田雄馬さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さんと収録することが多いという。
「雄馬君とはこれまでも何度か共演させていただいますし、伏黒を演じることを知った時から、合うだろうな!と思っていました。深みのある声で演じることが、想像できました。瀬戸さんとレギュラーで共演するのは、初めてでした。新鮮で楽しいですね。ストレートな芝居が野薔薇にぴったり。瀬戸さんはどこかに上品さもあるんですよね」
声優陣が発表された際、「虎杖役が内田さん、伏黒役が榎木さんもありでは?」というファンの声もあった。現状の配役がぴったりではあるが、確かに逆パターンもハマりそうだし、見てみたい。
「声質的には、そう思われますかね? 僕の方が悩ましい、弱い部分も多いし、雄馬君はクレバーで情が深い。雄馬君が伏黒役というのは、役者のパーソナルなところも合っているから現状の配役でハマっているのかもしれません」
「呪術廻戦」の第1話が先行上映されると、SNSでは、ハイクオリティーな映像を絶賛するファンの声であふれた。榎木さんも「とにかくアクションがすごいです、びっくりするくらいです。カメラワークも面白いんですよね。この角度からこのアクション!?と新鮮でした。本当の格闘技のようなリアルな動き、派手な動きが混ざっている。メリハリがあって、スタイリッシュです。楽しみにしてください!」と自信を見せる。
「呪術廻戦」は映像、声優陣の熱演など全てが魅力的な作品に仕上がっているようだ。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」が、10月2日深夜からMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送される。2018年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートし、コミックスのシリーズ累計発行部数が850万部を突破した話題作で、「ユーリ!!! on ICE」「ゾンビランドサガ」などのMAPPAが制作する。
「呪術廻戦」は、高校生の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)が、呪いを巡る戦いの世界に身を投じていくダークファンタジー。人間が生む負の感情が呪いと化し、人を死に導くこともある世界が舞台となる。虎杖は、祖父が死んだ夜に呪術師の伏黒恵と出会う。伏黒は、虎杖の持つ呪物を回収しにきたというが、ちょうどその呪物は、虎杖の先輩たちによって封印が解かれていた。先輩は、呪物が引き寄せた呪いの化け物に襲われてしまう。虎杖は、先輩たちを救うため、呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食らい、己の魂に両面宿儺を宿す。
両面宿儺と肉体を共有することになった虎杖は、対呪いの専門機関・東京都立呪術高等専門学校(呪術高専)に編入し、同級生の伏黒、釘崎野薔薇らと共に壮絶な戦いに身を投じることになる。
「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」などの榎木淳弥さんが虎杖、「BANANA FISH」などの内田雄馬さんが伏黒、「ちはやふる」などの瀬戸麻沙美さんが釘崎をそれぞれ演じるほか、声優として中村悠一さん、諏訪部順一さん、津田健次郎さんらが出演する。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」に登場する両面宿儺の指の1分の1スケール(実物大)の大人向け玩具「PROPLICA 特級呪物 両面宿儺の指」(バンダイスピリッツ)が2021年3月に発売されることが分かった。価格は2750円。
「PROPLICA」は本物感を追求した大人向け玩具の人気シリーズ。木の根のようなうねり、爪の艶感、皮膚の乾いた質感などを表現した。両面宿儺になりきれるシールも付属する。全長約12センチ。
主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)のアクションフィギュア「S.H.Figuarts 虎杖悠仁」(同)も2021年3月に発売される。価格は6050円。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」に声優として木村昴さん、井上麻里奈さん、櫻井孝宏さん、千葉繁さんらが出演することが9月19日、分かった。木村さんは東堂葵、井上さんは禪院真依(ぜんいん・まい)、櫻井さんは夏油傑(げとう・すぐる)、千葉さんは漏瑚(じょうご)をそれぞれ演じる。歌手のEveさんが歌うオープニングテーマ「廻廻奇譚」が流れるPV第3弾も公開された。
岩田光央さんが伊地知潔高(いじち・きよたか)役、遠藤綾さんが家入硝子(いえいり・しょうこ)役、黒田崇矢さんが夜蛾正道(やが・まさみち)役、赤崎千夏さんが三輪霞役、麦人さんが楽巌寺嘉伸(がくがんじ・よしのぶ)役、山谷祥生さんが吉野順平役、田中敦子さんが花御(はなみ)役、島崎信長さんが真人役として出演することも発表された。
櫻井さんは「原作の雰囲気を損なわないよう、監督のイメージをしっかり表現できるよう励む所存です。よろしくお願いいたします」とコメント。千葉さんは「人間じゃないのでやりたい放題(笑い)。喜怒哀楽を目いっぱい楽しんで演じたいと思います!」と話している。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」が10月2日からMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送されることが分かった。声優として津田健次郎さんが出演することも発表された。津田さんは五条悟の後輩で脱サラ一級呪術師の七海建人を演じる。七海建人のビジュアル、アニメのPV第2弾も公開された。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」で歌手のEveさんがオープニングテーマ「廻廻奇譚」を担当することが8月11日、分かった。バンド「ALI」がエンディングテーマ「LOST IN PARADISE feat. AKLO」を担当することも発表された。
◇Eveさんのコメント
元々大好きで読んでいた作品がアニメ化されると聞いた時、わくわくしたのを覚えていますが、そのOPを歌わせていただくこととなりなんとも感慨深いです。己に真っすぐな虎杖の生き様と葛藤には、考えさせられる瞬間がたくさんありました。エネルギーのあるこの作品にどのような形で寄り添えるのか、そういうことを考えながら音楽を作りました。テレビでアニメが流れる時を楽しみにしています。
◇ALIのコメント
90年代、少しでも大人になりたくて手に取った週刊少年ジャンプ。学校をサボりながら読みあさる。気づけばあれから20年以上―。
自分の育った街、ALIを生んだ街、渋谷を最狂に描いてる大好きな連載、「呪術廻戦」。最高なキャラクターたちと共にED曲として関われる喜び。ジャンプに育ててもらった、積年の感謝の気持ちを込めながら曲を書きました。どうか楽しんでいただけたら幸いです。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」に声優として小松未可子さん、内山昂輝さん、関智一さんが出演することが7月15日、分かった。東京都立呪術高等専門学校2年のキャラクターのキャストで、小松さんが禪院真希(ぜんいん・まき)、内山さんが狗巻棘(いぬまき・とげ)、関さんがパンダをそれぞれ演じる。各キャラクターの設定画も公開された。
◇小松未可子さんのコメント
真希を演じる上で乗り越えなければならない壁として、姉妹の確執が大きく立ちはだかると思います。そのシーンは原作を読んでいてもとても印象的でしたので、アフレコがとても楽しみです。彼女の表立って見える強さや荒々しさ。その背景にある境遇を丁寧に演じられたらと思います。
◇内山昂輝さんのコメント
収録に参加するのはまだこれからなので、きっちり原作を読み込みつつ、スタッフの方々の意見を聞いて演じていこうと思います。原作ファンの期待の上をいく、そして、まだこの作品を知らない方々をもひきつけるような、魅力あふれるアニメにするために頑張ります。
◇関智一さんのコメント
見た目はパンダでありながら、人間的な常識を持ち合わせる存在。そのギャップを大切にしながら、自分らしさも僅かに加えて演じていきたいと考えております。一言で申し上げますと演じるのが楽しみです。
◇キャスト(敬称略)
虎杖悠仁:榎木淳弥▽伏黒 恵:内田雄馬▽釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美▽五条悟:中村悠一▽両面宿儺:諏訪部順一▽禪院真希:小松未可子▽狗巻 棘:内山昂輝▽パンダ:関智一
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)らの設定画が6月1日、公開された。伏黒恵(ふしぐろ・めぐみ)、釘崎野薔薇(くぎさき・のばら)、五条悟(ごじょう・さとる)の設定画も公開された。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の第1弾キービジュアルが5月25日、公開された。両面宿儺(りょうめん・すくな)の領域展開・伏魔御厨子(ふくま・みづし)の前に立つ虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)と両面宿儺が描かれている。
アニメのスタッフのコメントも公開された。朴性厚監督は「当時、韓国で作業をしていたため、お話をいただいたのは、Skype打ち合わせ時でした。原作を読んでいなかったので、すぐに読ませていただきましたが、これがめちゃくちゃ面白くてかなり燃えました。娘たちも原作のファンで、アニメ業界17年目にして、初めて娘たちに認めてもらえましたね。マンガから感じたキャラクターたちの息吹を、声優さんたちの演技や、生き生きと動くアニメーションで、さらなる高みに昇華したいと思っています。ぜひ、呪術廻戦アニメーション、応援よろしくお願いします」とコメント。
シリーズ構成、脚本の瀬古浩司さんは「お話をいただいてから原作を読んだのですが、その面白さ、格好よさに、子供の頃、毎週むさぼるように読んだジャンプ作品のように、ぐいぐい引きずり込まれました。そのような作品に参加できることを光栄に思います。見どころは、キャラクターの掛け合いとバトルです。『呪術廻戦』はまずキャラクターそのものが、ほかとは一線を画す強烈な個性を持っていて、そのキャラ同士が掛け合うことによって爆発的な化学反応が起きる作品だと思っています。バトルに関しては僕自身すごく楽しみで、早く見たいです!」と話している。
また、両面宿儺役の声優の諏訪部順一さんは「非常に重要な役どころなのでプレッシャーも大きいですが、特級呪物の説得力を全力で表現していこうと思います。ご視聴よろしくお願いします!」とコメントを寄せている。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」が、10月からMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で放送されることが5月20日、分かった。朴性厚さんが監督を務め、瀬古浩司さんがシリーズ構成、脚本、平松禎史さんがキャラクターデザインを担当。MAPPAが制作する。諏訪部順一さんが呪いの王・両面宿儺(りょうめん・すくな)の声優を務めることも発表された。
◇スタッフ(敬称略)
監督:朴性厚▽シリーズ構成・脚本:瀬古浩司▽キャラクターデザイン:平松禎史▽音楽:堤博明、照井順政、桶狭間ありさ▽制作:MAPPA
◇キャスト(敬称略)
虎杖悠仁:榎木淳弥▽伏黒恵:内田雄馬▽釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美▽五条悟:中村悠一▽両面宿儺:諏訪部順一
マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」に声優として中村悠一さんが出演することが12月22日、分かった。中村さんは、東京都立呪術高等専門学校の教師で特級呪術師の五条悟を演じる。アニメのティザービジュアルも公開された。呪物“両面宿儺の指”を飲み込もうとする主人公の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)が描かれている。同日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャンプフェスタ2020」で行われたイベントで発表された。
中村さんは、原作のPVでも同役を演じており、この日のイベントでは「キャストが変わったら困るなと思っていました」とジョークを交えながらコメント。イベントには、虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、伏黒恵役の内田雄馬さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さん、原作者の芥見さんも登場した。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガ「呪術廻戦」がテレビアニメ化されることが11月25日、明らかになった。榎木淳弥さんが主人公・虎杖悠仁を演じるほか、内田雄馬さんが伏黒恵役、瀬戸麻沙美さんが釘崎野薔薇役の声優として出演する。作者の芥見さんは「アニメは作るのが大変ですので、あまり邪魔にならないよう頑張ります」とコメントを寄せている。11月25日発売の同誌52号で発表された。
「呪術廻戦」は、強力な“呪物”の封印が解かれたことで高校生の虎杖が、呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というダークファンタジー。2018年から週刊少年ジャンプで連載中で、コミックスが第7巻まで発売されている。コミックス第1巻が発売後、すぐに重版がかかるなど人気を集めている。
◇榎木淳弥さんのコメント
真っすぐなキャラクターなので、演じる際にはあまり考え込みすぎないようにしたいなと。あとはキャストやスタッフの皆さんと力を合わせて、生き生きと芝居ができ来るように頑張りたいと思います。
◇内田雄馬さんのコメント
第一印象は無愛想な人。その内にどんな想(おも)いを秘めて呪術師として生きているのか気になっています。収録はまだ始まっていないので、どんな物語が待っているか楽しみです!!
◇瀬戸麻沙美さんのコメント
今は原作を読んで彼女を研究していきたいです。アフレコはまだなので、ひとまず自分から見えた彼女を表現するために必要だと思うものを準備しておこうかなと。加えて自分の中で彼女のイメージを固めすぎないようにするのが課題だと思っています。